「正しいだけでは、人は救えない」——痛切な後悔から生まれた、離職率劇的改善への挑戦。

キャリアコンサルティング部門

キャリアコンサルティング事業所 想々 代表 藤田 良昭

現在の仕事についた経緯は?

なぜ人が沈黙し、なぜ離職が止まらないのか。

その想いのメカニズムを紐解き、一人ひとりの「自己決定感」を育む対話と仕組みを徹底しました。その結果、深刻だった離職率を劇的に改善し、最終的には1桁台まで下げるという実績を上げることができたのです。

数字が変われば、組織の空気も変わる。この成功体験こそが、「面談により組織は救える」という私の揺るぎない確信となりました。このメソッドを、今まさに理不尽な環境で悩む多くの企業様に届けたい。その強い使命感から、「想々(そうそう)」を立ち上げました。

仕事へのこだわり

私のキャリアのスタートは、正義感に溢れたものでした。新人時代は「正しいルールを教えれば組織は良くなる」と信じ、不当なことには真っ向から正論をぶつけていました。しかし、そこで直面したのは、正論を突きつけるほど現場で孤立し、結果として周りが離れていくという皮肉な現実でした。「正しいだけでは、人は救えない」この痛切な後悔が、私の原点となります。

経営層の言葉だけでなく、現場の沈黙や小さなため息に耳を傾け、キャリア面談を用いて「なぜここでは本音が言えないのか」という心のブレーキを一つずつ外していきました。そのこだわりが結実したのが、かつて携わった組織での実績です。崩壊寸前だった現場に深く入り込み、対話と心理的アプローチを積み重ねた結果、深刻だった離職率を最終的に1桁台まで改善することができました。この数字は、単なる管理の結果ではなく、現場に「信頼」が戻った証だと自負しています。」

やはり「想えば想われる」といった数珠つなぎのような私の考えは間違えなかったのだと自己認識し、今度はそれを広めていくことが現在の私の使命と考えております。さらに、「自己理解」ができた方の表情を見れることが仕事としてやりがいがあります。

若者へのメッセージ

今の世の中、ハラスメントへの不安や組織のしがらみに、どこか「諦め」を感じている若者も多いかもしれません。しかし、私がコンサルタントとして離職率を1桁まで下げた現場で見たのは、「自分の意志でここにいる」と決めた人の強さです。組織のルールに従うだけでなく、「なぜ自分はここで働くのか」という納得感を大切にしてください。自分の人生のハンドルを誰かに明け渡さないでいただきたいです。

もし職場で「何かおかしい」「理不尽だ」と感じることがあれば、その違和感を押し殺さないでください。私が組織の不正や隠蔽を目の当たりにしたとき、私を突き動かしたのは、その小さな違和感でした。違和感は、あなたがあなたらしくいるための大切なセンサーです。それを無視せず、心理学的な視点や適切な相談窓口、あるいは私のような専門家を頼る勇気を持ってください。「逃げる」のではなく、「自分を活かせる場所を選ぶ」ことは、立派な戦略であると考えます。

これからの複雑な理念の時代を生き抜くには、正しい論理(ロジック)だけでなく、相手を想い、自分を想う「感性」の両方が必要です。私が提唱する「想々(そうそう)」という考え方は、どちらか一方だけでは成り立ちません。人の心のメカニズムを知り、賢く立ち回りながらも、心には熱い想いを持っていてほしい。そうすれば、どんな組織にいても、あなた方は周囲を照らす「Brilliant(輝かしい)」な存在になれると信じております。

【企業情報】

キャリアコンサルティング事業所 想々

本社住所:
〒651-0084 兵庫県神戸市中央区磯辺通1-1-20 KOWAビル415号
HP:
https://sousaw.jp
設立:
2024年7月
代表:
藤田 良昭