誠実さが生むイノベーション
MycoGenomeと歩む、持続可能な未来への挑戦

研究開発部門

株式会社MycoGenome 代表取締役社長 林 修

現在の仕事についた経緯は?

これまで多くの研究者や技術シーズに出会ってきましたが、MycoGenomeの技術は「自分が関わって社会に早く広く届けたい」と強く感じた数少ない技術でした。そのため創業に参画しました。

社会人になってから新規事業開発を通じて何度もバイオ分野のテーマに関わってきましたが、振り返るとバイオは自分にとって縁のある領域だったと思います。MycoGenomeの技術は食品、エネルギー、環境など多様な分野で活用でき、世界的なタンパク質不足や未利用資源の活用といった社会課題の解決にも貢献できる可能性があります。

社会や企業に誠実に向き合いながら、この技術を社会に届けていきたいと考えています。

仕事へのこだわり

私が仕事で最も大切にしているのは、「社会、企業、人に誠実であること」です。新規事業を構想する際には、市場に誠実に向き合い、社会ニーズを徹底的に理解することから始めます。そのニーズを分解し、顧客価値は何か、競合に対する優位性はどこにあるのか、その優位性を実現するためにどのような技術が必要なのかを論理的に整理していきます。また、その技術を自社で実現できるのか、外部との連携で補完すべきなのかも含めて検討します。こうした思考を支える前提は「自責」です。問題を他者や環境のせいにするのではなく、自分たちが何をすべきかを考えることで、事業は前に進みます。

MycoGenomeでは、真菌ゲノム編集技術「MycoEdita™」を基盤に、微生物バイオマス発酵によるマイコプロテインの開発を進めています。現在は企業との共同研究や共同開発も進めており、技術の社会実装を加速させています。社会的インパクトを最大化するためには、すべてを自社で抱える必要はありません。大企業が強みを持つ領域は大企業に任せ、私たちは小さな組織だからこそ可能なスピードと柔軟性を活かして価値創出に集中します。自社の利益だけを追うのではなく、技術が社会に早く広く届くことを最優先に考える。その姿勢を貫きながら、社会にとって本当に価値ある事業を創り続けたいと考えています。

若者へのメッセージ

これからの社会は、先進国であるほど多様化が進み、顧客ニーズや社会課題はより複雑になります。その結果、それらを解決する新しい事業が生まれやすい一方で、変化のスピードも速くなるでしょう。

こうした環境で社会人として生きていくためには、自分自身のスキルを磨きながら、変化に振り回されない軸を持つことが重要です。そのためには、仕事において「緊急度」と「重要度」を意識して行動することが必要だと思います。目の前の課題に追われるだけでは、自分の成長に繋がる時間を失い、変化の激しい環境に疲れてしまいます。自己成長に繋がる取り組みに意識的に時間を使うことが大切です。

また、好奇心を持ち、多様な分野にアンテナを張ることも重要です。新しいことに一歩踏み出すことで経験が増え、その積み重ねが自分の成長に繋がります。私自身も社会人として挑戦を続ける中で多くの失敗を経験してきましたが、そこから学んだことは少なくありません。

有限の人生において、後悔しない人生を選ぶためには、自分の可能性を狭めず、主体的に時間を使える環境を自ら作っていくことが大切だと思います。

【企業情報】

株式会社MycoGenome

本社住所:
〒102-0071 東京都千代田区富士見1-3-11 富士見デュープレックスB's 4F
HP:
https://www.mycogenome.co.jp/
設立:
2024年12月
代表取締役社長:
林 修