人材紹介×コンサルで切り拓く、唯一無二のキャリア支援

人材部門

株式会社デアゼイン・コンサルティング 代表取締役 村上 航平

転職支援という領域は、情報の扱い方ひとつで結果が大きく変わる。求人票に書かれた条件や企業名だけでは、候補者が本当に知りたい“職場の実態”や“求められる期待値”まで見通せないからだ。
株式会社デアゼイン・コンサルティングが掲げるのは、人材紹介にコンサルティングを掛け合わせた支援。コンサルティング業界に特化し、企業との直接取引によって、取り扱う求人の約70%が非公開案件という独自の事業モデルを築いている。

“求人票の外側”まで捉えるために、業界特化と直接取引を選んだ

同社が主戦場に据えるのは、コンサルティング業界。メンバーは、コンサルティング業界出身者、あるいは同業界を中心に人材紹介支援を行ってきた経験者で構成されている。

この専門性が生きるのは、候補者の希望条件だけでなく、「その会社で何が期待されるのか」「どんなスキル・思考が評価されるのか」といった“業界特有の前提”を踏まえて支援できる点だ。

大手の紹介会社では、法人側担当と求職者側担当を分業するケースが多く、情報連携が途切れてしまうこともある。すると、企業の採用意図と候補者側の認識にズレが生まれ、ミスマッチが起きやすい。さらに、担当者自身が業界理解の浅いまま支援を行ってしまうと、候補者にとって不利益になる紹介が起きてしまう。そうした構造的な課題を避けるために、同社は業界出身者での構成と企業との直接対話にこだわっている。

非公開求人70%の理由は「企業側が本音を出せる関係」にある

多くの人材紹介会社は求人データベースに登録された情報をベースに提案を行う。しかし、その場合、採用企業の担当者と日常的に会話しているわけではないため、情報の密度も鮮度も“公開情報の範囲”を超えにくい。

採用の現場では、公開求人に載らない話が数多く存在する。

・求人として正式に出す前のポジション

・エージェントしか知らない採用条件

・求人票では語られない期待値や役割

・面接で重視されるポイントの微妙なニュアンス

デアゼイン・コンサルティングは、コンサル企業と直接取引を行うことで、こうした情報を拾い上げ、適切なマッチングにつなげてきた。その結果として、取り扱う案件のうち「非公開求人が70%」という状態が生まれている。“情報が深い”からこそ、支援の精度が上がり、候補者の納得度も高くなる。この循環が同社の独自性を支えている。

起業の原点は「転職は人生を前に進める」と実感した経験

村上氏自身、これまでに複数回の転職を経験している。そのたびに新しい挑戦が増え、自信が積み上がり、働き方の選択肢が広がっていった。「転職してよかった」この感覚を、もっと多くの人に届けたい。それが起業の原点だという。

過去には、他社の業務委託として面接対策のみを支援する仕事もしていた。ただ、面接対策は転職活動の一部分に過ぎない。候補者が本当に求めているのは、「その転職先でいいのか」という根本的な問いへの答えであり、内定後のフォローまで含めたトータル支援だと感じるようになった。

しかし、人材紹介業は免許が必要で、個人で自由に始められるものではない。一方で、村上氏はコンサルタントという仕事にも誇りと愛着があった。「人材紹介をやるなら、コンサルも続けたい」そう考えた末に、“両方できる会社”として起業に踏み切った。

人材紹介×コンサルの両輪で、事業を加速させたチームの力

設立当初は、人材紹介業とコンサルティング業の両立に不安もあった。ただ、同社にはコンサル業界に強い人材紹介経験者が揃っていたことが大きい。

スカウト媒体の活用、データの取り扱い、運用設計──メンバーの知見を掛け合わせることで、求職者の安定確保と支援の再現性を高め、事業をスムーズに軌道へ乗せていった。

同社が重視するのは、“場当たり的な紹介”ではなく、仕組みとして成果が出る運用を作り込むこと。ここにコンサルティング思考が色濃く表れている。

目指すのは「お金の自由」と「働き方の自由」が両立する組織

デアゼイン・コンサルティングの組織設計は、働き方の自由度が高い。人材紹介のエキスパートとしてキャリアを伸ばす道もあれば、コンサルティングを極める道もある。両者を融合させる働き方も選べる。

さらに、成果に対する還元率の高さも特徴だ。成果が給与に最大限反映される仕組みに魅力を感じ、入社を決める人も多いという。

村上氏は、幸せの土台として「お金に不自由しないこと」を挙げつつ、同じくらい大切なのが「時間と場所を自分で選べること」だと語る。人気YouTuberが「明日旅にお金があるからではなく、“やりたい時にやれる自由”が旅そのものではなく、“やりたい時にやれる自由”があるからだ。

コンサル業務はリモート化が進んでいたが、直近では出社回帰の流れがある。一方、人材紹介は求職者との調整さえできれば、働く場所と時間の裁量が大きい。同社はこの特性を活かし、働き方も生き方も、自分で選べる未来を社員に提示している。

ナレッジを業界へ還元し、日本の雇用条件を底上げしたい

現在注力しているのは、同社が事業を軌道に乗せた運用ナレッジを外部へ展開することだ。スカウト媒体の使い方、マッチングの進め方、運用設計──これらを体系化して発信することで、人材紹介業界全体の支援品質が上がると考えている。

また、将来的には支援領域を広げる構想もある。現在はコンサルティング業界特化だが、今後はIT領域へ。さらに先には士業、そして看護師・管理栄養士など、転職が難しく労働環境が改善されにくい業界への支援も視野に入れている。

「転職が活発になった」と言われる日本だが、海外と比べればまだ流動性は低い。アメリカでは転職がより一般的で、人材の移動が当たり前だからこそ、企業側も雇用条件や還元に力を入れる。村上氏は、人材が流動化することで企業が“選ばれるための競争”を始め、結果として雇用条件が底上げされる社会を目指したいと語る。

転職支援は、個人の人生を変えるだけでなく、産業構造を変える力を持つ。デアゼイン・コンサルティングは、その変化を起こす側に立とうとしている。

【企業情報】

株式会社デアゼイン・コンサルティング

本社住所:
〒160-0022 東京都新宿区新宿4丁目3番15号
HP:
https://deazain.com/
設立:
2024年1月
代表取締役:
村上 航平